諸星大二郎 新刊 スノウホワイト グリムのような物語
出たね、諸星先生の新刊『スノウホワイト グリムのような物語』。前作トゥルーデおばさん
と同じくグリム童話を元に諸星独自のアレンジを加えた作品だ。
トゥルーデおばさんは久々原点回帰の作品で素晴らしい出来だったんだけど、今回の『スノウホワイト グリムのような物語』
もなかなかの作品だ。独特の諸星世界観が随所で爆発していて、最初から終わりまで飽きることなく読み進めることができた。
年を重ねるごとに何故かどんどんグダグダになっていく画や、中途半端なユーモアなどどれを取っても諸星以外にあり得ない表現だ。
この人は基本的に寡作な人なんで、今年は2冊しか単行本が出ていないはず。『西遊妖猿伝』なんか20年くらいかかって第一部完とか堂々と出てたからな。第一部だったのかよ。もっとガンガン描いて欲しいんだけど、寡作なのも諸星先生らしくて素敵。俺の中では世界一の漫画家です。
