昨日は近所にサム・ライミの新作、『スペル』を観にいった。もちろんレイトショー。
これが大傑作!最初から最後までずっと笑いっぱなし。一応ホラーなんだけど、行き過ぎた恐怖は爆笑に変換されることをよく分かった演出。本当、サム・ライミ分かってる。2時間ずっと悪い冗談が続いていくだけ。最高であった。
物語もほとんどない。脚本、5ページくらいなんじゃないかってくらい。主人公の銀行融資担当が、ものすごい汚い入れ歯のババアの融資を断ったら、ひたすら呪われる物語。結局ババアの逆恨みでしかないという、ものすごい話だ。それだけでものすごい酷い目に。爆笑するしかない。
その酷い目の内容が本当に爆笑物で、必殺の汁気たっぷり、シズル感たっぷり、虫盛りだくさんで最高。どう見てもコントにしか見えない所もあった。本当、分かっている。
映画の編集も割と面白いことをやっていた。変なことやってるなあという感じ。そして今回は古いオカルト映画にリスペクトを捧げている感じがしたね。タイトルバックのロゴや、ポルターガイスト現象がメインの霊現象、全体的な演出等、オールドスクールのオカルトを感じさせる場所が随所にあった。ヒッチコックっぽい所もあったな。
多分、サム・ライミの映画ってほどんど見ているはずなのだけど、『スペル』は1、2を争う名作だ。丁度『死霊のはらわた』2と3の間くらいの悪ノリだろうか。本当面白かった。多分すぐに終わってしまうと思われるので、気になったらお早めに。