2011年4月29日

ぼくらの

『ぼくらの』のアニメ版を見ている。以前読んだ漫画版がかなり良かったので、アニメ版も見ることにしたのだ。

放映当時、監督がこの作品を好きではないとか何とかBlogで言ってしまって話題になっていたのだけど、なかなかどうしてアニメ版も悪くない。原作の暗くせつない地獄の様な雰囲気をうまく出していると思う。主題歌である石川智晶さんの「アンインストール」もビックリするくらい良くて、OPアニメも良い。

『ぼくらの』って結構嫌いな人も多い作品だと思うけど、俺は大好き。世界って多分全然、冷徹で悲しく、不条理だということをストレートに描いている作品だと思うから。

恐らく間違いなく自分の中の世界はそうで、でも世の中的にはそうではない、幸せで夢に溢れているとか言われている。ずっとそれはおかしいと思っていたけれど、『ぼくらの』はその不条理であったり、悲しみであったりを丁寧に追っかけて描いている。

ごく普通の人には間違いなく「物語」は存在しないけど、何か強いインパクトを持ったことがあると突然「物語」が発動することがあるように思う。その時それぞれが背負っていることを一体どうしようして、どうなって行くのか。『ぼくらの』はその辺りがちゃんと描けていると思う。

アニメは漫画と違う終わり方をするらしいのでそれも楽しみ。しかしこのOP曲素晴らしいな。