テルマエ・ロマエ
いつの間にか8月も終わり。気候も随分と秋らしくなってきた。秋と言えば読書。秋を一足先に感じるために漫画を読みまくっている。やっぱ、読書っすよ!
読んだのは、ヤマザキマリの『テルマエ・ロマエ』。ローマ時代の浴場技師が何故か溺れると現代の日本にタイムスリップして、(主に温泉などの風呂に)カルチャーショックを受け、そのインスピレーションでローマの風呂をどんどん素晴らしい物にしていくという、ギャグマンガ。そう、ギャグマンガなんだ、これ。
全体的にとても面白かった。とにかく着想が面白い。全体的には丁寧なんだけど、ギャグマンガとしては普通。でも着想がとてもナイスなので、すごく新鮮に感じた。間の作り方もとても上手だし。そしてこの人、絵がなかなか上手い。どうやら十代の頃からイタリアに渡って、絵を描いたりして鍛えていたらしい。女性らしく決め細やかな絵、展開、独特の間、全てのレベルが高い。
3巻の表紙はあのラオコーン像(シャンプーハットを被らされている)だったりして、さんざんデッサンで描いたなあって思ったよ。ギリシャ時代やローマ時代って俺達みたいな予備校でデッサンを学んだ人間にとって、実は結構馴染みが深かったり。
読む前はすっかり歴史物だと思っていたのだけど、良い意味で期待を裏切られた感じ。この風呂ネタだけで何処まで行けるかが楽しみ。
