中森明菜
ここ最近アイドルブームらしい。よく分からないけど、やけに人数が多かったりする少女達が歌って踊っている。いくつかのグループはそれなりに面白かったりするけど、そもそも大して上手くもない歌と踊りで、ちょっと上手いこと喋るだけなのに、一体何が面白いのだろうか。アイドルというのは実はとても抽象的な存在なんだろうなと思う。おじさんには正直よく分からない。(すごくハマっているおじさんも近所に沢山いますが)
でも昔のアイドルは何だかよく分かる。特に中森明菜ちゃんが大好きだった。何だかあの暗い雰囲気がストライクだった。何故だか分からないけど、自分は暗いものに惹かれるようだ。それは今も全く変わらない。「君はオンリーワンだから頑張って」とか言われても全くリアリティを感じない。だって、俺、世の中的には相当どうでも良い部類の人間だから。応援されたって全く信用出来ない。
明菜ちゃんはデビュー当時こそベタなアイドルだったけど、どんどんダークな存在になっていった。デビュー当時も曲は暗かったのだけど。はっきりと覚えているのは「十戒」の衣装と曲。他のアイドルとは明らかに一線を画していて、衝撃的だった。とにかく暗い。でも何故か惹かれてしまう。
しかしながら実は一番好きな曲は「スローモーション」。イントロのエモーショナルな旋律が最高に耳に残っている。サビも素晴らしいメロディ。スケールはでかいが、何だか暗い感じと言うか。未だに震える名曲です。
今のアイドルって確実に皆を応援するよっていう感じがしてしまう。それはそれでニーズもあるだろうから良いのだけど、もっと地獄のように暗いアイドルがそろそろ出てきても良いのではないだろうか。ずっと藁人形持ってるとか、頭に懐中電灯二本差してるとか。少しジャンルは違うけど、仲村みうはそのバックグラウンドも含めてとても暗くて良かったなあ。引退してしまったけど。

