アイデア 横尾忠則特集
雑誌アイデアの横尾忠則特集を買った。相変わらずのトゥーマッチぶりで、相当お腹いっぱいにさせられた。
横尾忠則には沢山影響を受けた。初めての出会いは中学生の時。デザインやアートに興味を持っていた俺に、母親が教えれくれたのだ。何処かの美術館で横尾忠則のポスターを初めて見たときすごく感動した覚えがある。つまり、原点なのかもしれない。
その後は同時にそのポスターに描かれている内容にも目が行くようになった。天井棧敷、状況劇場、三島由紀夫、60、70年代の文化を作った人々。全てではないけれど、入り口はここであったりした。あとはTVでやっていたドラマ『ムー一族』のオープニング映像(2分くらいからOP)。これは面白かった。調べたら分かったのだけど、OP曲の作曲が荒木一郎ってのがびっくりした。
丁度俺が知った辺りで画家宣言をしていたはずなので、その時は絵画を描いていたが、その絵画も面白かった。池袋西武で「滝」シリーズの展覧会を見に行ったり、その他の展覧会にも足を運んだり、本を読んだりもした。本はスピリチュアル過ぎて着いて行けなかったけど、ダリと邂逅した下りはとても興味深かった。
10年近く前東京都現代美術館で開催されていた展示にも足を運んだが、ものすごい展示量と作品の質で毒気にやられてしまった記憶がある。今回のアイデアもかなりトゥーマッチで全部見ると相当疲れる。何枚もポスターを見ていると、この人ベタ面使うのうまいなあと思う。あと足し算もうまい。足し算って初心者臭いデザイン手法なのだけど、横尾忠則は足し算しながら同時に引き算もこなしているような、見たことない計算方法で構築されている、そんなデザイン。
御年70歳オーバー。Twitterを見ていると全然お変りなく、お元気そうだ。これからもガンガン素敵な作品を発表して欲しい。
