グローバーオールダッフルコート
10年前に古着で買ったグローバーオールのダッフルコート。当時はダッフルコートなんて値段が安くて、3000円くらいだった記憶がある。ツイードのジャケットなんかも古着だと2000円とかが当たり前で、今は随分と値段が上がったなあと思う。
ダッフルコートを初めて意識したのは中学2年生だったと思う。丁度洋服に目覚めた俺は、ダッフルコートかPコートを買うかで悩んでいた。結局姉がグローバーオールのダッフルコートを買ったので、俺はニューヨーカーのPコートを買った。(ちなみに今でも持っている)それ以来ダッフルコートには縁がなかったのだけど、10年前に古着屋で安く見つけて購入した。
はっきり言うとこの手のコートは硬いし、重いし、着やすいとは言えない。でもこの素朴なデザインが何とも言えない佇まいを醸し出していて良い。実直なディティールの積み上げというか。結局それがデザインになってしまったという感じだろうか。
デザインの為のデザインというのもありだと思うのだけど、ディティールの集積が自然にデザインになってしまったものは面白い。当然古いものだとダメだと思う部分も沢山あるのだけど、それを補って余りある魅力がこういった昔からあるものには残っている。
最近のグローバーオールにはとても古い時代のダッフルコートを復刻したモデルがあるようで、それもちょっと気になる。キャメル色のやつね。でもトグル部分が木なんだよね。それがオリジナルなのだろうけど、トグルは水牛の濃い色で、トグルが付いている紐は革の方が好みなんだよ。
